史跡めぐりをしているうち
「そんな軽装でよく登ってこれましたね」
気がついたら登山していた、ナ〜ンてことがしばしば。
目的は違えど、重装備のハイカーの方たちと行程を供にする時があります。
これがまた困りモノで、
「何をしに来たのですか ? 」
サンダル履きに海釣りの竿(千社札を貼るための道具のひとつ)は異分子に見えるのでしょう。質問大会…というより、取り調べされちゃいます。
五月蠅く、まとわりつかれちゃうので
「クマの生態を調査している者です」
熊鈴を見せ
「えっ、熊が出没しているんですか ? 」
ひるんでいるところ、
「ではお気をつけて」
と『ハイカーかわし』するようにしています。
「山女に美人はいない」
そんなハイカーウォッチングをして先人の言葉は正しいな、と実感している今日この頃です。
先日も中央線で乗り合わせた、まだ賞味期限内の熟女グループ2団体をみて確信しました。
「あなたたちは高尾 ? 」
「私たち陣馬山よ」
20 人近い女性、誰を見ても、おカオは恐山でした。
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