夏休みに入ったその日の旅が軽井沢でした。
「人、人、人」
といっても三人じゃございません。
日曜日の原宿竹下通り状態でした。
新幹線停車駅となってから初めての散策でございました。
食事処は有名店の支店ばかりだから、弁当を仕込むつもりが
ゴルフ弁当がなくなった〜
名物駅弁は撤退していました。
……新幹線が通ると地域色がなくなりますね。
懐かしい駅舎。
懐かしいホーム。
「昔の方が良かった」
つい、懐古してしまうトシゴロでございます。
「後ろ向きの旅しに来たんだじゃない」
最近の軽井沢事情を探るべく、気を奮い立たせて旧軽井沢地区を巡るものの
「人、人、人」
さすがに気力も失せ、観光コースから外れることにしました。
「う〜ん、いい香り」
すっかり俗化されたとはいえ、軽井沢というところには『いい気』がありますね。
軽井沢の木々は元気です。
森林浴に最適の地といえます。
木には不思議なパワーがあります。
それは言葉では表現できない、ホンモノの温泉に入ると身も心も心地良くなり眠気を誘われるのに似た感じです。
日本各地の山に森に林に分け入っております私め、
「あれ、この森は病気かな」
森林浴のセラピー効果を感じられない場面が多々あります。
森林浴効果はどこでもあるもんのじゃない『いい気』のあるところでなさってください。
風水の先生も言ってました。
「倒木には触らないように」
なるほど、病死体と同じなわけですね。
そうそう、昔から言いますね、
「病は『き』から」
なんちゃって。
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