苦しい時の神頼み。
21世紀になっても変わらぬものは神仏とわず、わらをもつかむ思いの願掛けでございます。
私めのスライド・トークショー『珍・日本紀行』では
「願い事がかなったらほどいてあげます」
物騒な願掛けの代表として、しばられ地蔵をご案内しています。
「どうか綺麗になれますように」
お地蔵さんにお化粧をしたり
「どうかダイエットできますように」
仏像を削ったりと、
世には、いろ〜んな願掛けがあります。
一番美しい願掛け
お不動さんに水を掛けて願い事をする。
私め、水掛不動さんだと思います。
(大阪・法善寺『水掛不動』)
まさに苔寺の石像版!
永年の水掛で苔に覆われ、いかにも霊験あらたかというお姿でございますよね。
水掛不動を名乗るもの、大阪法善寺があまりに有名ですが、実は各地にたくさん点在しています。
その中からひとつご紹介したいのが下の写真です。
岐阜市内にあった水掛不動です。
最近、建立されたものです。
このお不動さんも長い年月、水掛の願掛けをされ続けると法善寺のようなお姿になるかもしれませんね。
「かつては、このように苔はありませんでした」
before&afterネタとして収集した次第でございます。
「あの子、大きくなったら美人になるぞ」
幼女の撮影も一興ではと、家族に話せば
「それはリモコンだろう」
今年、76歳の母はロリコンと言ったつもりで忠告してくれました。
あ〜こりゃこりゃ。
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