デジカメに移行して早、 18 年。
とはいえ、フィルム時代に撮影したものが圧倒的に多いモノですから
「一豊さんお久しぶり」
かつて訪れたところもデジタルで撮り直しています。
(写真は高知城にある山内一豊像)
お花見も落ち着いた高知をのんびりと巡っていると 「お城 ( 高知城 ) には元々、千代さんの銅像しかなくて一豊公のものは、ずうっと後になってから出来ました」
物知りの古老がボランティアガイドをしていました。
世に名高き糟糠の妻『一豊の妻』の方がいち早く銅像になっていた由来は
「千代さまを女性が社会参加するシンボルに」
高知県の婦人団体、商工会婦人部と土佐愛妻会が 1965 年に建立したのでした。
土佐気質のひとつ、高知女性のハチキンぶり発揮というところでしょう。
(ハチキンとは、気っ風がよくて勝ち気、働き者の女性を意味します)
一豊は千代の持参金で名馬を買い、とんとん拍子に出世して最後は土佐 23 万石の殿様に…。
「嗚呼、我が愚妻と比べると天と地…」
な〜んてな、思いで4月20日、高知から帰京しますと
「とったわよ皐月賞 ! 」
単勝なれど愚妻は的中させ
「だから今晩は和牛のステーキよ」
我が家は名馬で出世とは行きませんが馬券でステーキという、小さな、めでたし、めでたし、でした。 |