青空遊歩
08年04月28日
 

 小粒で甘~い、三ヶ日みかんと三ヶ日原人でも知られている静岡の三ヶ日。
 い~い地名です。
「三ヶ日」
 雅な響きがします。
 奥浜名湖地区が浜松市に編入という、平成の大合併でその名が消えてしまうのでは危惧しておりましたが浜松市北区三ヶ日町として残ることができました。
 めでたし、めでたし。

 さて、その三ヶ日という地名の由来は

三日池

 この池、三日池といいます。
 昔々、村の長者が魚をとろうとして人を雇い 3 日間水をくむが池の水を干すことができなかった。
 そこからこの池を三日池。
 
  ―― 長者を三日長者。
  ―― 長者の住む村を三ヶ日村と呼ぶようになったのです。

 ほとんどの名所旧跡がそうであるように、この三日池も、その由緒を醸し出す現状ではありませんでした。
 おまけに、これでございます。

 池の水は干せなかったが…。
 近所の人が洗濯物を干していました。

 さてさて地名の由来。
 週間遊歩ではここまでとしておきます。

 平成の大合併で消えゆく地名、残った地名の悲喜こもごもがあります。

 スライドトークショー珍・日本紀行『町おこし見聞録』で詳しくご紹介しておりますが、
「一年間、毎週更新しよう」

 と始めた週間遊歩が一年を迎えましたら、ホームページ全体をリニューアルするつもりです。
 その際、地名の由来はじめ、珍・日本紀行の全てを掲載してまいりますのでご期待下さい。 

 

 
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